楽しくちょっとずつ片付けして”できる”自分になって自信をつける。1日1片付けから始めて無理せず“汚部屋“を“お部屋“に変えた2年間のチャレンジ
私はこれまで片付けができなくて、家、部屋は散らかし放題でした。
結婚するときに、兄弟たちがパートナーに言ったことを忘れもしません。
“本当にコイツで大丈夫か?本性を知っているか?“
この言葉は愛情だと思っています。笑
この言葉をもう少し解説すると、『部屋は汚いし、扉はちゃんと閉めないし、大雑把なヤツけど、大丈夫か??』
という気持ちだったんじゃないかと思います。
私は、人から見ると、外面がよく、要領がいいので、結構、なんでも“できる“タイプに見えるようです。
ですが、現実は全然違って、兄弟の中で誰よりも部屋が汚かったのです。
いつもあんたは汚いからなぁ。と言われていたので、嫌な気持ちになっていて、どうせ汚いし、いいもん。ってヒネくれていました。
ですが、ここ2年、大きかったのはブログを始めてからなんですが、片付けがかなりできるようになってきました。
今では友人宅で、モノを手放すお手伝いをきたりしています。
ちなみに今の私は、まだ“汚部屋“が“お部屋“に変わった状態です。
でも、片付けが苦手な人にとっては、この汚部屋を脱出することが難しいんです。
そんな悩みにお役に立てればと思っています。
今はまだ完全に綺麗なわけではないですが、私自身が“片付けできる“というマインドになれていることがさらなる片付けをするきっかけになっています。
もくじ
片付けができなかった時の私の気持ち
”どうせ自分はできない”
昔の私は、『どうせ、私に片付けなんてできない』『どうせ汚い人間やし』なんて思っていました。
気づいた時から、『あなたの部屋は汚い』と何度も言われた記憶があって(特に被害妄想が激しかったので)、私の中では嫌な思いがたくさん残っていました。
”やっても無駄だ”
むしろそんな自分であった期間が長かっただけに、無意識にやっても無駄だ思っていました。
それこそ、『綺麗な家や部屋になると気持ちがスッキリです』なんていうかフレーズにも、『(ふんっ。)別に綺麗になったところで、そんなにスッキリしやんし、綺麗にしてもまた汚くなるし、どうせ一緒や』というくらいの気持ちでした。
どちらの感情にも当てはまりますが、片付けに対するネガティブな感情と自分はできないと思い込みがたくさんあることに少しずつ気づきました。
私が片付けをできるようになってきた理由
自分で住み始めてさすがにまずいと思った
自分で生活を始めて、パートナーと一緒に住むようになった時、足場の踏み場がなくなるくらい酷かったんです。
比較的広い家に住んでいるのですが、部屋が倉庫の状態になってしまっていました。
知らず知らずに、自分の気持ちもギクシャクしていて、すぐに怒っていました。
自分でも徐々になんとかしたいという気持ちが強くなってきました。
片付けだけではなく家事の効率化を目指した
片付けだけでなく、家事も全然スムーズにできませんでした。
料理はこれまでもやっていたので、全然できるのですが、効率が悪いし,洗濯物はためるし、なぜか夜12時まわっても家事をやっていました。
片付けをしなきゃという気持ちと同時に、家事を効率的にすることを意識し始めていました。
そのために、家事の本も読み始めました。
自分のあきらめの気持ちに気づいた
私はマインドのことをファシリテーションやレジリエンスからたくさん学ぶ中で、自分自身を、俯瞰してみるトレーニングをしてきたので、気づけたのかと思うのです。
ある時、あ、私『自分で自分のことを片付けできひんってあきらめてる。』って思ったんです。
そう思っていること自体が、行動させない理由だったりします。
自分の気持ちと行動は大きく影響するなと実感した時でした。
ですので、片付けが苦手な人は、まず、『片付け』に対しての自分の気持ちを感じてみると、ネガティブな気持ちに気づけます。
ネガティブな気持ちがあるということを知れたことも変わるきっかけになりました。
▲レジリエンスを通してネガティブて気持ちに気づきました。
家事や片付け/断捨離を学んだ本6選
自分の感情や気持ちに向き合いながら、平行して本でも学び、その中の学びを1つずつ実践しました。
人生がときめく片付けの魔法
これは(ブログを始める)以前に読んだので、書評すら書いていませんが、影響を受けた1つの本です。
特に片付ける方法の中で、洗濯物の片付けが、かなりできるようになりました。
私が洗濯物の片付けが苦手で、畳むことを放棄すらしていました。笑
幅を揃えて、同じ大きさにして、立てて収納するというやり方のおかげで、かなり収納できるようになりました。
断捨離チャレンジ~服を整理整頓すれば、隙間ができた~ – Marikoさんの学ぶ日々
▲ 今でもそのやり方を使っています。
小さな習慣
この本のおかげで、ブログの継続と平行して、片付けの継続ができました。▼
『小さな習慣』を始めてブログ連続更新60日~まずは小さな習慣を始めてみよう(本から学ぶ)
『小さな習慣』の本から学ぶその2~モチベーションに頼らず、習慣化する~
▲ 最初のうちは、一日3つ、片付けるを習慣化しました。
途中で、その習慣化自体は、終わってしまったんですが、それでも毎日小さく片付けをすることで、こんなに片付けないといけないなら、最初から散らかさないようにしようって思うようになりました。
また、片付けぞーーーー!っていうモチベーションではなく、家帰ったら3つ床に落ちてるものを拾う。という行動としてできるようになりました。
2週間で人生を取り戻す!勝間式汚部屋脱出プログラム
片付けのマインドを変える~『2週間で人生を取り戻す!勝間式汚部屋脱出プログラム』から学ぶ~
▲ 片付けのマインドを学びました。
それまでは家事がめんどくさくてやらずにためていたものを、意識的に少しずつするようになったのはこの本のおかげです。
洗濯物とかをよくためていたんですが、それをこまめにするようにしたり、食器洗いも細かめにするようになったら家事がかなり楽になりました。
片付けられる人はうまくいく
『片づけられる人は、うまくいく。 人生を変える「捨てる」習慣65』から学ぶ
これも、やはり上の習慣のことと近いのですが、小さな単位で片付けることを再確認し、行動するきっかけになりました。
人生を変える断捨離
断捨離の本が読みたくて、選んだ本です。
▲ この本からは、他にもたくさん学ぶことはあるんですが、私が特に影響を受けたのは、収納の割合で、出来るだけ実践しようと思うようになりました。
あと、家も体と同じで、『入れたら出す』という言葉にすっと腑に落ちました。
住む場所の代謝が悪く、詰まってしまっていると、いいものも入ってこないってことなんです。
その感覚でこれまであったものに感謝しながら、メルカリで売ったり、手放したりして出していきました。
ぼくたちに、もうモノは必要ない
断捨離第一弾をした後に、しばらく半年くらい経ってから読んだ本です。
ミニマリストの方の本ですが、この本を読んでさらに服と食器を手放す決意にいたりした。
手放したものは、寄付するつもりです。
『ぼくたちに、もうモノは必要ない』ミニマリスト 佐々木典士 著~読み切った頃には家のものを手放したくなる本~[書評]
▲ これはダメ押しの本でした。マインドのことが書いてあるので、ぜひ読んで欲しい一冊。
片付けが楽しくなるためにし実践した6つのこと
時間を決めて一日1つ以上捨てる
まずは小さな習慣から学んだこと実践しました。
毎日なんでも小さなものでいいので、3つ捨てることを習慣化させました。
特に私は机のものもそのままにしてしまったり、床に何かが落ちていても平気でした。
習慣化するために、家に帰ったらすぐに3つ片付けると、時間も決めました。
約半年は続いたので、おおよその習慣がついたのと、これまで床にぽいぽい置いてた悪い習慣がなくなってきました。
どうせ片付けないといけないなら、と自然と元の場所に戻す習慣までついてきました。
習慣化のための習慣化 その3~新たなチャレンジ・大っ嫌いな片付けで始めてみました~
▲2017年6月14日、始めた時。
そして、続けているうちに自分ってできるって思うようになってきました。
家事もこまめにする習慣をつける
家事も同じように小さなことをたくさんするようにしました。
片付けと家事は違うように思うかもしれませんが、片付けと家事はセットです。
私は2人で住んでいるので、洗濯物もためがちでした。
洗濯物を溜まってからするのではなく、こまめにするようにすると、家事が一気に楽になりました。
食器洗いなどもこまめにしたりすることで、片付けも効率的にできるようになってきました。
一番できそうなところの断捨離をする
次に手をつけたのが、断捨離です。
小さなものを捨てることができるようになってきたので、少しずつ大きなものを捨てていくようにしました。
断捨離の本を読んでからは、モノを手放せるようになってきました。。
▲2017年10月8日 服を手放しました。
片付けが苦手だった私が、人の家を片付けるように~さらに自分の家のモノも手放そう~
片付けられなかった一つの原因は、モノが多かったんだと減らしながら気づきました。モノを減らしていけたので、片付けるものも減りました。
モノを減らすことの楽しさを感じるようになり、服を手放し、倉庫と貸していた部屋に残っていたモノも少しずつ手放していきました。
食器のお片づけ第二弾!!半年で使わなかったものを出したら、半分くらい減らすことに成功!!
その後、食器などもかなり減らして寄付しました。
収納方法をマスターする
私の場合は、服の片付けが下手だったので、服を片付ける方法を実践しました。
断捨離の本にも書いていましたが、服の畳み方を知ったことで、片付けが楽しくなりました。
何よりも物が減ったことで、片付けがスムーズに片付けられるようになりました。
片付けが楽しくなって自己効力感が高まった
この片付けや断捨離を通して、私自身の自己効力感が大きく高まりました。
自己効力感は、自分ってできるって感じる気持ちです。
私は自己肯定感が低いって過去に思っていたのですが、自己肯定感は、自分の存在自体を否定することですが、よく考えると自己肯定感は低くなかったのです。
小さな片付けを継続していくことで、私ってできるんだという気持ちになり、片付けが楽しくなってきました。
掃除機をかけるのも大嫌いだったのですが、片付けができるようになると掃除機もかけたくなってきました。この変化も嬉しいです。
Marikoさんのまとめ
とても綺麗なお家にはまだ及ばない部分もありますが、家事と片付けと断捨離ができるようになったおかげで、生活がとても豊かになりました。
ココロの余裕だったり、片付ける時間が減ったことで、家がとても居心地の良い空間になりました。
大事なポイントは、小さく継続すること、そしてあきらめないことです。
今も小さな片付けを継続しているし、時間を作って断捨離でモノを手放していっています。
何度もやる気がなくなる時もあるのですが、その時こそ、小さく片付け続けるをチャレンジすることで、また次の片付けが楽しくなります。
ぜひ実践してみてください。
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自己効力感を高める4つの要因~『世界のエリートがIQ・学歴より重視「レジリエンス」の鍛え方』から学ぶ