Applied Improvisation(アプライドインプロ)をやることはどのような効果があるのか?その1〜ファシリテーターに欠かせない”傾聴”の意味を体感できる〜

私自身がアプライドインプロに出会って約6年。

出会ったおかげで、私のマインド(考え方や捉え方)が大きく変わりました。

だけど、正直なところ、このアプライドインプロはなんなのか、伝わりにくいのです。

インプロ(即興劇)の要素が強いので、こんなこと、私にはできない、、、ってイメージもあるかもしれません。

でも実は初歩的なものもたくさんあります。

体験しないとわからないし、人によってさまざまな効果があります。

それでもたくさん伝えていきたいと思っています。

まずは第一弾!”傾聴力”が鍛えられることについてご紹介します。

その1 ファシリテーターとしての”傾聴”を体感する

AIFAはインプロのワークを応用することで場作りをするファシリテーター集団です。

そのファシリテーターとして必要な力の一つとして、”傾聴”。

ただ聞くのではなく、耳を傾けて”聞く”。

そして聴いたことをしっかり記憶する。

この”傾聴力”はアプライドインプロのワークをすることで鍛えたり、体感することができます。

相手の話を聞いて、Yes, andし、話を繋いでいくので、ちゃんと聴かないとできません。

そして、出てくる内容も自分の予想している言葉とは全く違うものが出てくるので、聴かないと自分の言葉で続けられません。

なので、アプライドインプロのワークをした後は、いつもと違う”疲れ”が出ます。

それは、本当に人の話を聞こうとしているからです。

私は初めて土日に2日連続で講座を受講したあと、月曜日に倒れました。笑

でも、それが本当に”傾聴”を体験し、実感した瞬間だったのだと思います。

その2 学校現場でも”傾聴”を子どもたちに伝えやすくなる

以前に、約1時間ほど小学校の先生方向けにファシリテーターとしての”傾聴力”を鍛える研修をさせていただいた時の感想です。

子どもたちに”話をちゃんと聞きなさい”とよく言うけれど、ワークを通して、”聴く”ということを体験できた。

子どもたちにもアイスブレイクとして、ワークをやりながら、これが”聴いている”ということだねと伝えやすくなると感じた。

私たち大人も聞いてるよ。というけれど、実は聴けていないことも多い。

聴くことは大事ってわかっていても、本当に聴く姿勢になっているのか?それを体験できるのが、アプライドインプロのいいところだなと感想をお聞きして再確認できました。

ぜひ、ご興味のある方は、一緒にアプライドインプロを体験しましょう!


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