プロフェッショナルとは?~フィンランドスタディーツアーの報告会から学ぶ[その2]~

フィンランドスタディーツアー(かもめ大学)のたかさんの報告会からの学び、その2についてご紹介します。

その2では今回の報告会のテーマだった”プロフェッショナルとは?”というテーマでご紹介します。

フィンランド スタディーツアー2019(かもめ大学)の報告会から学ぶ[その1]~Life is beatiful./幸せな自立/赤で×をつけるより緑で○をつける~

▲ その1は、ステキなコトバから感じることを書きました。

特に『先生はどんなあり方であってほしい?』という問いの回答が、とてもすてきでした。早速ご紹介します。

プロフェッショナルとは?

今回の報告会のテーマだったのが、プロフェッショナルとは?でした。

先生について、たかさんが中学生にインタビュー。

質問:『先生って、どんなあり方であってほしい?』

『プロフェッショナルとして、1つの教え方だけじゃなくて、いろんなポケットを持っていてほしい。』

生徒からこんな言葉が出てくるなんて、本当に素敵。

あと、一つの教え方だけじゃなくて、いろんなポケットを持っていてほしいという言葉は個人的にはとても刺さりました。

ある程度、教え方というのもあるけれど、このやり方がいいから!!とそのやり方をずっとやり続けるって、ちょっと違うなと普段から感じています。

というのも、目の前にどんな子がいるかによって、伝え方や伝える内容が変わるんじゃないかなと思っています。

うまく伝わらないときはまた別の伝え方にチャレンジする、そのいろんな”ポケット”(引き出し)を持っていることが、一つのプロフェッショナルの要素なのかなとこの言葉を聞いて感じました。

フィンランドでは、大学院まで出ないと、学校の先生にはなれません。ステイタスの高い、まさにプロフェッショナルな人たちなのです。

さらに中学生からの言葉

『先生って、どんなあり方であってほしい?』

という質問に他にも素敵な言葉がたくさんありました。

『必要な時に手を貸してほしい。だけどずっとそこにはいないでほしい。』

『自分たちでやるけど、道が外れそうな時にサポートしてほしい』

『子どもたちの意見をよく聞いてほしい。』

『リラックスして自然体の先生がいい。』

やっぱり子どもたちは先生のことをよく見てるし、こんな回答になるのも、先生からのいい影響があるからだろうなと思いました。

つまり、

・よく聴く

・よく観察する

・その上で必要な時に必要なサポートする

・先生もありのまま、自然体であること。

これが、フィンランドの子どもたちが先生へ求めることで、これは日本でも言えることなのではないかなと思います。

子どもたち自身が主体的に動ける環境がたくさんあるから、こんな言葉が出てくるのかなと思ったりもします。

先生の役割は、環境をつくること

フィンランドも昔は、昔の日本のように先生から今でいう、”暴力”で指導していた、時代もあったそうです。

ですが、1991年ソ連崩壊をきっかけに資源がないフィンランドの経済が急激に減速していきます。

このままではダメだと、当時29歳の元中学校教師が教育大臣となり、教育改革が大きく進むことになります。

資源のないフィンランドとっては、『人材こそが重要な資源』であり、『良き納税者を育てること』が教育のゴールと目指して、改革を進めてきました。

良き納税者を育てるために、先生が一方的に教えるだけでは子どもたちが受け身になります。だから、ただ教えるだけの先生は”ダメな先生”というレッテルを貼られると聞きました。

教えることがダメだというわけではもちろんなく、教える以外にも先生の役割があって、それが、

学ぶって楽しいなと思う空間を作ること。雰囲気や環境をつくる。

まさにファシリテーションで学んでいることが同じように前提なんだなと改めて感じました。

”安心安全な場作り”これが、先生がプロフェッショナルとしての大きな役割なのかなと感じました。

そして、もう一つ校長先生の役割として聞いたのが、校長先生も、居心地がいい環境をつくるのがお仕事だと思っていらっしゃるそうです。

ナナメの関係の存在(ユースセンター)

フィンランドは、小学校から大学までの教育費が無料です。

また、学校以外にユースセンターという施設があり、そこも公共の施設で無料です。

このユースセンターは、子どもたちの居場所を作ることでもあり、音楽やアートなど夢中になることができる場所でもあります。

驚いたのですが、ドラッグテスト、アルコールテストもするそうです。

ここのユースセンターの先生たちはどんなことをしているかというと、もちろんいろんなサポートもあるとは思いますが、子どもたちの話を聞くことをしているそう。

この場所はここの先生は、学校の先生でもなく、家族でもない、ナナメの関係がある先生がいることで、普段言えないことが言えたりします。

そして、その子の悩みが家族問題なのか、精神的な部分なのか、学校の問題なのか、どこにあるのかを知って、専門の機関につなぐことが大切な役割なんだそうです。

愛とは何か?

最後に、プロフェッショナルとは違いますが、結婚50年のご夫婦への質問。

質問『愛とはなんですか?』

回答:『そこに“ある“もの。』

何かモノがあるとかではなく、そこに存在しているんです。

文字では表現しにくいですが、すごく共感しました。

目の前にある幸せを感じるってことなのかなと思いました。

小さな一歩は何ですか?

これはたかさんからの質問。この質問すごくいいなと思っていて。

聞いたり、読んだりしてすごいねで終わってしまうのはもったいない!ここから何を学び、このことを生かし、自分自身がどんな一歩を踏み出せるかです。

大きなことってなかなかできないけれど、一人ひとりの小さな一歩が何かを変えていきます。

このフィンランドの話を聞いて私が実践したい小さな一歩は、

・ブログで発信する

 → 2記事書いた。ファシリテーションなどの場作りのことも少しずつ書いてみたい。

・学校の先生に話す

 →先日訪問した学校の先生(2人)に伝えられた。

・自分自身をたくさん満たして幸せを感じる。

 →毎日意識して、素敵な空気感を出していけるようにしたい。

・人の話をもっと聞く

 →まだまだ聞けていないこともたくさん。もっと聞くことを意識したい。

ということを私も実践したいなと思います。

▲ ちなみにたかさんも今からできる3つのことを話されていました。

ぜひ、ここから少しでも学ぶことがあれば、その小さな一歩として何か行動してみたいですね。

たかさん貴重な学びの時間をありがとうございました!!!

こちらもどうぞ

フィンランドの教育機関視察ツアーでの学び〜[まとめ] – Marikoさんの学ぶ日々

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主体的な学びを引き出すファシリテーター。大学時代に教えるということに挫折し、教えるだけでなく、自ら学ぶ姿勢を育むことを大切にしたいと考えるようになり、子どもたちの主体的な学びを支援する、小学校や中学校へプリント教材ソフトを提供する会社に勤める。好奇心旺盛な性格を生かし、“楽しく学びつづける“ことをテーマに、ファシリテーションや心理学、学びの引き出し方をはじめ、その他の好きなこと(カメラ、旅、料理のことなど)を、わかりやすく楽しく発信している。 プロフィールはこちら