フィンランドで学んだことの中で、素敵だなと思ったことの一つが英語の学びに対する考え方。
あとで詳細を書いていますが、大学時代、英語が話せなくて悔しい思いもしたので、こんな教育を受けたかったな。
英語のシャワーをたくさんあびる!
フィンランドですごい!と思ったことの一つが、英語を話せる人が多いこと。
ある小中一貫校へ行った時、グループごとに高校生の子たちが一緒に教室を案内してくれた。その子たちは、すごくスムーズな英語で話してくれた。私、高校生の時、こんなに話せたかな??なんて日本での教育との違いも感じました。
フィンランドでは英語の番組とかもよく見られていて、日常の中でも英語に触れる機会が多いのかもしれない。
日本では、日本語さえ話せればこれまではよかったし、英語話せるってすごい!!っていうイメージも強いし、英語に触れなくても生きていける。
とある小学校の授業を見て感激した。
教科横断的な授業ということで、artを英語でするという授業。小学校一年生の授業でした。訪問したときは、始まったばかりでした。
🔼たしか、”This is for you”みたいな感じで、作品を配っている様子。
その授業の最初に、先生が英語の挨拶を一人ひとりにした後、教室に入って、今日やることを伝える。
全ての指示が英語。
でも、子どもたちはフィンランド語。
サポートの先生のような方が一緒に授業に入っていて、その先生はフィンランドで伝えていた。
そんな授業でした。
授業後、お忙しい中、少しだけ先生とお話することができた。
『子どもたちはフィンランド語を話していますがいいんですか??』
と私たちが聞いた時に、その先生がおっしゃったこと
『とにかく英語のシャワーを浴びることが大切なので、話すのはフィンランド語でもいいんです。』
そっか。
日本語でも確かに一緒だなぁと。
小さな頃って、とにかくたくさんの日本語を聞いている。
だから、真似するようになる。
だから話すようになる
小さいころからそんな環境だったらよかったのかな。
私は大学時代、英語が話せなくて本当にしんどかった。
英語が話せなくてしんどかった大学時代
だって、外大へ行くために一生懸命英語の勉強して、大学受かったのに、全く喋れない。
書くことはできても、何か伝えたい時に英語がパッと出てこない。
学習としての英語は得意だったけど、コミュニケーションとしての英語は全くダメだった。
初めて行ったアメリカでのホームステイでもバカ(びっくり)にされた。
英語がよく話せるルームメイトと英語があまり話せない私、語学学校の最初のテストで同じレベルのクラスだった。
なんで一緒のレベルなんだ?と何度か聞かれた。
そして、マルタ二回目のホームステイでも。マルタ語を学びたいと言ったら、あんたは英語を勉強しなさいと言われました。本当に腹が立って、出て行ってやろうかと思いました。笑
このマルタのホストマザーは、マルタ語なんてマルタでしか話されていない、こんな言語を学ぶなんてバカじゃないか!という意図もあっただろうし、うまくないから英語をもっと勉強しろっていう意味で言ったんじゃないかと思う。
幸い、ホストファザーが優しい人で、マルタ語を教えてくれました。
でもでも、その当時も英語はそんなにだったから、余計悔しかった。
社会人になって、まだくやしさがずーつと残っていたから、もう少し話せるようになりたいなって思って。
ココ数年、海外ドラマを英語でたくさん聞いたら、ちょっとは英語への抵抗が少なくなってきた。
今でもほぼ毎日聞いている。まだまだ課題はあるももの、進化している感じは実感できて楽しい。
昨日はappleの新作発表会を英語で聞いて。全部はわからないけど、だいぶわかるようになったなぁと一人で嬉しくなったり。
もちろん、まだまだだけど、英語できいてみよう!って思えた自分がいることが嬉しい。
次目指すは一度でストーリーが理解できること。今は何度も聞いてるから、理解できるものもある。
フィンランド教育からの学び。英語のシャワーをたくさんあびる!
さぁ。英語を話したい人!まずは英語を聞くことを習慣化にして、真似することから始めてみませんか?